部活での高校選びを成功させる方法や失敗した際の対処法を一挙解説!

部活での高校選びを成功させる方法や失敗した際の対処法を一挙解説! 高校進学

皆さんこんにちは!

中学生の現在、部活で良い結果を残している方は、高校でも引き続き活躍したいと思ってらっしゃるのではないでしょうか?

その場合、自分に合った環境を選ぶこと、つまり高校選びは非常に重要になってきます。

筆者は陸上部でしたが、「高校ではさらに飛躍し日本一を達成したい!」と思い強豪校に進んだものの、進んだ先の環境が自分に合わず、競技に対するやる気をなくしてしまいました。

今思うと、もう少し色々な情報を集めて慎重に高校を選んでいれば良かったなと思います。

なので、これから部活を基準とした高校選びをする方には高校選択に失敗してほしくないのです。

この記事では、部活での高校選びを成功させる方法や、失敗した際の対処法などを解説しています。

運動部だけでなく、吹奏楽部など文化部の方にも参考になる記事となっていますので、ぜひこの記事を読んで、部活での高校選びを成功させてくださいね!

部活での高校選びとは?

高校受験の際は、通いやすさ、校風、自分の学力に合っているかなど様々な点を考慮して受験する高校を決めると思います。

「部活での高校選び」とは、高校生活で部活にのめり込むことを第一に考えた高校選びのことです。

それなりに競技レベルの高い人が行う選び方ですね。

強豪校に進む場合が多いですが、自分の競技レベルに合っているという理由から一般校に進むケースもあります。

「部活での高校選び」は、学力や地理的な事情を踏まえると以下の4つのパターンがあるでしょう。

  1. 強豪校に進もうと考えていて、その中でどこに行くか迷っている場合
  2. 勉強を優先して進学校に進むか部活を優先して強豪校に進むか迷っていたが、強豪校に進むことを決めた場合
  3. 通いやすさを優先して地元に残るか部活を優先して強豪校に進むか迷っていたが、強豪校に進むことを決めた場合
  4. 部活で活躍することを第一に考えた高校選びで強豪校か一般校どちらに行くか迷っている場合

これらのパターンのように少しでも部活での高校選びを考えている方にとっては、これから先の内容はとても参考になると思います!

部活での高校選びにおける「失敗」とは?

部活を基準とした高校選びを行う場合、多くの人は強豪校に進むと思いますが、その際下記のような失敗をすることがあります。

  • 練習についていけない
  • 思ったより勉強に取り組めない
  • 暴力指導やいじめに巻き込まれる
  • 厳しすぎて周りの顔色ばかり気にし、主体的に競技に取り組めない
  • 気の合う人がいない
  • 管理体制が強すぎて自分が望む種目に取り組めない

以下で詳しく見ていきましょう。

練習についていけない

部活での高校選びにおける代表的な失敗が、「入った部での練習についていけない」というものです。

強豪校に進んだ場合、体力面・精神面が十分でないなら、練習についていけないことも往々にしてあります。

練習についていけないという状態は、自分の体力の限界を超えているということになるので、非常に辛いです。

しかし、毎日練習に参加していれば体力は徐々に向上していくので、引退の日まで練習についていけないということは少ないかと思われます。

思ったより勉強に取り組めない

強豪校に進むと、非常に部活で忙しくなります。

そのため、部活に力を入れたいけど勉強もそれなりに頑張りたいと思って入学した人にとっては、思ったより勉強に取り組めないと感じることもあるでしょう。

暴力指導やいじめに巻き込まれる

強豪校に進むと、競技力向上を望むが故に、暴力指導(体罰や暴言、必要以上の叱責など)が横行する場合があります。
(事例:
強豪バスケ部顧問 体罰や暴言繰り返し解任 石川 金沢高校
女子柔道の強豪校、監督が体罰や「消えろ」など暴言 過去に別の処分
強豪の高校女子バレー部に体罰情報 「ZIP!」で伝えた生々しい証言

また、暴力指導だけでなく、部内でいじめが発生する場合も少なくありません。
(事例:
「下着を脱がせ、両足を掴んでブラブラ揺さぶり…」《新鋭の強豪校》千葉学芸高校野球部“下級生イジメ”の悪質な実態 被害者は「動画を撮られた」と主張し、警察は立件を視野に調査中
山形県立山形中央高校の女子生徒「いじめで適応障害」県や部活動の先輩らを提訴
男子レスリング強豪校でいじめ

強豪校でなぜいじめが多いのかは、部活で高校を選びたい方必見!強豪校の特徴や向いている性格を解説!でも解説していますので興味のある方はご覧ください。

また、暴力指導やいじめまではいかなくとも、悩み(競技力の伸び悩みや人間関係の悩み、モチベーションの低下など)を抱えた時に叱るだけで全く寄り添ってくれない雰囲気が部全体であるなど、コミュニケーション上での問題が組織に浸透している場合もあります。

硴塚裕也
硴塚裕也

私が高校生の頃も、部全体にそのような雰囲気がありました。

これらのような状況になると、ストレスを強く感じるばかりでなく、心の病気になる可能性もあるため、早めの解決が必要でしょう。

厳しすぎて周りの顔色ばかり気にし、主体的に競技に取り組めない

強豪校は厳しい環境となりますが、あまりに厳しく感じてしまうと、周りの顔色ばかり気にしてしまい、周りの機嫌を取るための活動になってしまう可能性があります。

そのような状況では、自分の競技生活の主導権を自分で握り、主体的に競技に取り組んでいくということができませんよね。

硴塚裕也
硴塚裕也

私も、高1の頃は先生の顔色を気にして萎縮し、全く主体的に競技に取り組むことができませんでした。

気の合う人がいない

所属する部のメンバーによっては、気の合う人がいないということもあり得ます。

例えば、強豪校は勝ち気で怖いもの知らずな性格の人が比較的多いと思いますが、そこに大人しい人が入ると、気の合う人がいないという状況も起こり得ます。

また逆も然りで、一般校にガツガツした性格の人が入った場合、そこに大人しく真面目な人が多いと、気の合う人がいない、ということも起こり得ます。

管理体制が強すぎて自分が望む種目に取り組めない

陸上などの個人種目の場合、指導者による管理体制が強すぎると、部員の専門種目を全部指導者が決めてしまい、自分の望んだ種目に取り組めない場合があります。

硴塚裕也
硴塚裕也

私が高1の頃も、100mや200mに取り組みたいのに、400m適性だと判断され、400mの練習や試合を強制させられていました。
さらに、記録会などの非公式戦でも、出場する種目を全て指導者が決めていました。

このような状態になると、自分の望む種目に取り組むことができず、面白味を感じることができないかもしれません。

部活での高校選びを成功させる方法

ではいよいよ、部活での高校選びを成功させる方法を解説していきます。

人によってどんな環境が自分に合っているかは違いますよね。

強豪校か非強豪校かでも違いますし、強豪校の中でも非常に厳しく殺伐とした雰囲気のところが良いか、比較的自由で明るい雰囲気のところが良いかでも違ってきます。

方法は下記の4つになります。

  • 高校生の大会を数回見に行く
  • 入試前に練習に参加させてもらう
  • ネットで情報を収集する
  • 退部しても退学は避けられる状況を作る

筆者が中学時代に戻れるなら、迷わずこの4つを実行したいぐらいです。

以下で詳しく見ていきましょう。

高校生の大会を数回見に行く

高校を選ぶに当たって、まず強豪校含め色々な高校の自分が入りたい部の雰囲気を把握した方がよいです。

その方法の1つが、高校生の大会を見に行くことです。

高校の大会を見に行き、選手の雰囲気や、応援の様子などを観察しましょう。

また、陣地での様子や雰囲気も観察しましょう。(不審に思われない程度に)

特に陣地の観察は、指導者の様子を把握できるため重要です。

環境が自分に合っているかどうかは、指導者がどんな人であるかも大きく関係しています。

指導者によって、チームの雰囲気が決まってくるといっても過言ではないですからね。

筆者も、高1の頃は所属する短距離チームの雰囲気がとてもピリピリしていて嫌でしたが、高2からコーチが変わり、チームの雰囲気が明るくなり少し気が楽になったという経験をしています。

高校の大会を見に行って、直感的に「ここなんか嫌だな」と思った学校があれば、そこには行かない方がよいかと思います。

筆者も中学時代、自分の出身高校の陣地での雰囲気に威圧感を感じましたが、結局進学してしまいました。
おかげで非常に厳しい環境に大変苦しみましたが、今思えば、直感に従っていれば良かったなと、思います。

入試前に練習に参加させてもらう

2つ目の方法は、入試前に練習に参加させてもらうことです。

合格後に練習に参加することはよくあります。そうではなく、入試前に練習に参加することです。

しかし、これはあくまで「可能であれば」ですね。

参加したい場合は、所属する部やクラブチームの先生、あるいは担任の先生などに相談してみましょう。
最終的に高校からの許可が降りた場合は、ぜひ参加しましょう。

また、毎年夏休み頃に、中3が参加できる高校説明会があると思います。
そこで、体験入部ができる高校もあると思います。

体験入部ができるところは、必ず参加しましょう。そこで練習の様子がよくわかると思います。

しかし、中学生がいる時は本来の姿を見せないこともあるので、練習に参加した時の印象だけで高校を決めてしまうのは控えた方がよいでしょう。

硴塚裕也
硴塚裕也

私も中3の頃、非常に先輩からのしごきがひどい陸上部を持つ高校の説明会に参加し、同時に練習にも参加しましたが、噂に聞くような劣悪な雰囲気は見られませんでした。
おそらく中学生がいたため、行儀よくふるまっていたのでしょう。

そして練習に参加できた場合は、可能なら以下の2点も高校生に確認しましょう。

  • 指導者がどんな人なのか
  • 直近2〜3年で何人辞めた人がいるのか

指導者がどんな人であるかは重要です。

暴力指導などを行う指導者であるなら、自分自身が辛い目にあってしまいますね。

また、指導者によっては、チームの団結性を高めるためにわざと部員の誰かを除け者にしようとする人もいるようです。

指導者は短くても数年は同じチームに在籍するので、同じ指導者の下、3年間部活をすることになる場合は多いと思います。

その場合、指導者が自分に合わないと3年間辛い状況が続くことになるので、指導者がどんな人かを把握することは非常に重要でしょう。

また、辞めた人が直近2〜3年で何人いるかも確認しましょう。

辞めた人が多いなら、その部には何か問題がある可能性が高いです。

部員が多く辞めている部には入らないことをおすすめします。

以上、入試前に高校の練習に参加すると、それぞれの高校の自分が入りたい部の雰囲気をいくらか把握できると思います。

ネットで情報を収集する

大会を見に行ったり、練習に参加したりしても、まだまだわからない点は多いでしょう。

そのため、ネットで情報を収集するという方法も非常に有効です。

具体的には、各学校のホームページ内の部活の紹介ページを見たり、TwitterやYoutubeで情報を収集するなどの方法が挙げられます。

勉強と部活を両立させたいと思っている方は、学校のホームページを見ればそれがどのくらい可能なのかを確認できるかもしれません。

退部しても退学は避けられる状況を作る

高校にスポーツ推薦・専願で入学する場合、環境が自分に合わなかったといって部活を辞めてしまうと学校も辞めないといけない場合があります。

これは、スポーツ推薦・専願入試の中には、3年間部活を続けるという契約のもと、一般入試での選抜なしで入学できる取り決めをしているものがあるからです。(学校によって異なります)

そのような条件で入学すると、部活を辞めたくなっても、学校は辞めたくない場合は退部することができません。

その場合、部活での辛い状況が3年間続くことになります。

しかし、一般入試や、退部しても退学は避けられるスポーツ推薦・専願入試で高校に入学した場合は、部活を辞めても学校には在籍できます。

つまりこの場合は、万が一部活での高校選びに失敗しても、打開することができるということです。

そして、部活での高校選びに失敗した時の対処法でも解説しますが、陸上の場合は個人で陸協登録して競技に取り組むという方法を取ることができます。

ただし部によっては、3年間部活を続ける契約付きのスポーツ推薦・専願入学者のみ入部が許可されているところもあります。

そのような部に入りたい場合は、3年間部活を続ける覚悟を持たなければなりません。

部活での高校選びに失敗した時の対処法

部活での高校選びをどんなに慎重に行っても、失敗してしまうこともあります。

そんな時の対処法は、下記の3つです。

  • 退部する
  • 他の高校に移る
  • マネージャーになり3年間部活を続ける

以下で詳しく見ていきましょう。

退部する

部活を辞めても学校は辞めないでよい場合は、退部するというのが基本的な解決法になります。

「ここでは思うように競技に取り組めない」と感じ、退部を考え始めた場合は、早めに実行した方がよいかもしれません。

年度途中の退部はしづらい部分もあるかもしれませんが、それが禁止されていなければ、気にせず行って構わないでしょう。

やる気を持てずに部に居続けても辛いだけですし、周りの足を引っ張ることにもなりかねませんよね。

そうなると自分にもチームにもマイナスにしかなりません。

硴塚裕也
硴塚裕也

私も振り返ってみると、高校時代は意欲を持てないのに部にダラダラ居続けて貴重な時間をムダにしたと思いますし、それにより周りの足を引っ張ってしまった部分もけっこうあるな、と思います。

また、在籍する高校に私立大学への指定校推薦枠が豊富にある場合は、比較的楽に有名私立大学に進学できる可能性があります。その場合は競技環境を変えるためといって学校まで辞めてしまうと、貴重な指定校推薦の機会も失ってしまうので、部活のみ辞めて学校には籍を残した方がよいかもしれません。

地域のクラブチームやサークルに入る

地域にクラブチームやサークルがある競技は、退部後そこに入るという手もあります。

この場合は、高体連主催の大会(高校総体や高校選手権、高校駅伝など)には出場できず、クラブチームやサークルでも出場可能な大会に出ることになります。

(陸上の場合)個人で陸協登録して競技に取り組む

陸上の場合は退部後、個人で陸協登録して競技に取り組むということもできます。
(参考: 陸上部がありません。でも、クラブチーム… – Yahoo!知恵袋

この場合も、高体連主催の大会には出場できませんが、それ以外の中学生から一般の人まで出れるような大会(記録会や市・県選手権など)には出場可能です。

個人で競技に取り組む場合、競技場での練習や大会で、陸上部の先生や部員に会うかもしれません。しかし、全く気にする必要はありません。陸上部が自分に合わなかったから個人で競技を行うという考えは十分に尊重されるべきものです。

先生や部員とあまり関わりたくない場合は、軽く挨拶するぐらいにとどめておきましょう。

硴塚裕也
硴塚裕也

私も20代の頃は陸協登録して個人で競技に取り組んでいましたが、完全に自由でとても楽しかったです!
おかげでどんどん伸びていきました!(笑)

また、クラブチームやサークル、個人での活動は、学校の許可が必要な場合があるので確認しておきましょう。

他の高校に移る

部活を辞めると学校も辞めないといけない、あるいは学校は辞めなくてよいものの別の高校に移って競技に取り組みたい場合は、中退し高校を移る必要があるでしょう。

高校を移る方法は、主に3つあります。

  • 再入学
  • 編入
  • 転入

基本的に全て試験を受けて合格しなければなりません。

再入学

現在の高校を中退し、改めて別の高校の1年生からやり直す方法です。

この方法が最も現実的でしょう。

新しく高校に入り直すので、入る高校によっては中学時代の同級生の後輩になってしまったり、前の高校と合わせて卒業までに4年以上かかってしまう点が、デメリットと言えます。

しかし、それを逆手に取って「4年競技に取り組める」とポジティブに捉えましょう。中退後再受験に向けて勉強に取り組むと思いますが、その期間中も時間を作ってトレーニングを行い、再入学後すぐに活躍できるような状態に持っていきましょう。

編入

現在の高校を中退し、前年度までの単位を引き継いで新しい高校の2、3年次から入り直す方法です。

編入は、基本的に県外への一家転住やいじめなど、責任の所在が自分以外にあってやむを得ず修学が困難になった場合のみ、行うことができる制度です。

ただし、東京都は都立高校への自由編入を許可しており、そのような自治体も中にはあります。
都立高等学校の転学・編入学について│東京都教育委員会

また、私立高校から公立高校への編入は学費が安くなるという理由からできない場合もあります。

前年度までの単位を引き継ぐので、編入は2年生以降に退学をした場合のみ可能です。

高校では単位の認定は学期ごとではなく、年ごとですからね。

編入も再入学と同様に、高校を中退し、次年度以降から中退した学年を再スタートさせるので、高校卒業までトータルで4年以上かかります。

「入った部が自分に合わなかったから編入する」ということは基本的にできませんが、東京都など、可能な自治体もあるので、編入を希望する場合は一度調べてみるとよいでしょう。

また、通信制高校に編入するという方法もあります。

通信制高校への編入は、「以前の高校が自分に合わなかった」という理由でも行えますし、公立や私立などは全く関係なく行うことができます。

通信制高校への編入時期は通常4月・10月ですが、学校やコースによっては随時入学を受け付けているところもあります。

通信制高校で部活に入った場合、インターハイや高校選手権の代わりに「全国高等学校定時制通信制体育大会」という大会を目指すことになります。

転入

高校を中退せず、別の高校に転校する方法です。

転入の条件も編入と同じです。県外への一家転住やいじめなど、責任の所在が自分以外にあって修学が困難になった場合のみ、行うことができます。
(事例:大津高校サッカー部いじめ問題 県教委設置の調査委 初会合

ただし、東京都や大阪府などは都立・府立高校への自由転入を許可しています。
都立高等学校の転学・編入学について│東京都教育委員会
大阪府内の高校への転学について│大阪府

また、編入と同様に、私立から公立高校への転入は学費の関係上できない場合があります。

転入のタイミングはほとんどの高校で学期の初めです。

空白期間を持たずに高校を移るので、前の高校と合わせてトータル3年で卒業することも可能です。

しかし、転入も編入と同様に年度単位で授業単位を引き継ぐので、年度の途中で転入を行った場合は、当該年度の未取得分の単位を補講などで補うことができないなら、同級生と同じタイミングで卒業することができません。(年度初めから転入日までの日数分、卒業が後に伸びることになる)

転入に関しても、基本的に「部が自分に合わなかったから」という理由では行えませんが、東京都や大阪府など、可能な自治体もあるので、転入を希望する場合は一度調べてみるとよいでしょう。

また、通信制高校に転入するという方法もあります。

通信制高校への転入も編入と同様に、「現在の高校が自分に合わなかった」という理由でも行え、公立・私立関係なく行うことができます。

通信制高校への転入時期は毎月の初めである場合が多いですが、学校やコースによっては随時入学を受け付けているところもあります。

マネージャーになり3年間部活を続ける

「練習がきつくて耐えられない」「練習が憂鬱で精神的に辛い」など、練習面が嫌で部活を辞めたい場合もあるでしょう。

しかし「部活を辞めると学校も辞めないといけない」「学校は辞めなくてもいいけど部活を辞めるとその後部員と気まずくなる」など、色々な理由から部活を辞めることができない場合は、マネージャーとして3年間部活を続けるというのもひとつの手です。

ただし、これは「可能であれば」ですね。

また、マネージャーになっても練習は変わらずやらないといけない場合もあるので、その場合はあまり悩みの解決にならないかもしれません。

【まとめ】部活での高校選びは慎重に!

いかがでしたでしょうか。

部活を基準に高校を選ぶ場合、スポーツ推薦・専願で3年間部活を続けるという契約のもと、入学することになる場合も多いと思います。

その場合、行った先の環境が自分に合っておらず、環境を変えたいと思った場合、退学しないといけないので相当なリスクがあります。

なので、高校入学前に各高校の入りたい部の情報を集めておくことは非常に重要だと思っています。

また失敗した場合も、通信制高校に入り直したり、クラブチームに入るなど、対処法は様々あるので、それらを事前に知っておくことは重要ですね。

ぜひしっかり吟味して、高校選びを行ってくださいね!

皆さんの高校選択が成功することを願っております!

高校進学
この記事を書いた人
硴塚 裕也(陸上競技)

中1~大1、24~26歳で陸上に取り組む。中学、高校時代は4×100mリレーで全国大会出場。
引退後も陸上に対する情熱は消えず、これまでの経験から学んだことも含め、実践に活かせる情報をブログやX(旧Twitter)で発信している。

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